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DRILLOOOON!!!!

だいたい1000字くらいで20歳の夏の思い出を書き溜めます。

世の中、ずるいやつばかり。

自分の役目を全うして人生を終えたい

はい。明日から札幌入りで地味にワクワクしている渦ですよ。

昨日と今日はいろいろ自分の人生が進んだな、と感じた出来事がありました。

 

出会って3秒で尊敬できる人たちとの再会・出会い。

まず一つ目。渋谷で行われたあるドローンに関するイベントで、自分の先を行く、度々お世話になっている人に「やりたいこと」を話したら、「すごい面白い!それやろうよ!誰か会いたい人がいたらつなぐよ!」と言ってくれました。やったぜ。

しかも、同じ会場で、自分たちの「今」をかけて戦っている年が近い仲間たちにも再会できて、「お互い頑張ろうな!」とポジティブな切磋琢磨を確信できました。

 

それだけでも相当前に進むエネルギーをもらったのですが。

 

今日は、就活関係のイベントで、志高く努力している同い年の女の子と同卓でした。

この人がすごくいい人だった。いい人に会えると嬉しい。

企業の人に向かってする質問の鋭さや真剣さ、そしてなにより初対面のメンバーに対する気配りがすごくて「こんな人がいるんだなあ」と感心させられっぱなしでした。

彼女も彼女でどうしてもやりたいことがあって、それに向かって真剣に走っている人でした。帰りの電車で一緒になって、いろいろ話を聞けてよかった!僕は人として尊敬できる人が大好きなので、初対面なのにその人のことをちょっと好きになってるかもしれないです笑

 

「意識高い系(笑)」を乗り越えた人たち

こういうイベントとかに行く学生ってやっぱりどうしても「意識高い系(笑)」みたいに思われがちだと思います。実際、たまに「この人は自分に酔ってるだけ…?」という人もいます。僕も昔はそうだったと思います。心や見せかけだけ立派になろうとして、経験や努力がついていかない、歪つな人間でした。

でも、その「歪さ」が原因でいろいろな失敗を繰り返して、何度も凹んで(このブログの初期の方の記事はそういうことばかり書いてます)、今は「基礎」をしっかり修める地道な努力や、失敗を恐れない度胸、他人を尊敬できる心の余裕がやっと身についてきました。長かった。

自分よりももっとうまくやった人が大半だと思うけど、そういう頑張っている人が集まるイベントに行くと「自分の問題」を乗り越えてきた人は何人かいます。僕はそういう人に会いたくてイベントに行っている、ともいえます。自分が問題を乗り越えた段階に至って改めて「向上心を持っている同世代」に触れると、とても嬉しい気持ちが湧いてくる、ということも知りました。

 

自分との再会。「役目」との出会い。

そうやって、自分の心と向き合って乗り越えて、同じような経験をした仲間と出会って話して…を繰り返していたら、だんだん、自分の「役目」のようなものも見えてきました。人生の使い道、とでもいいましょうか。

 

すると、すごく心が落ち着いてきました。その役目を果たすために、今、この瞬間を全力で捧げる。それができるお金と時間のある程度の自由がある。こんなに素晴らしいことはないんじゃあないか。そういう考え方に至ったのです。

 

時間はたくさん、しかも上手に使わなくてはなりません。生きているうちはずっと。

それくらいやってやっと果たせるかどうか、という難しい役目です。

でも、僕らはそこに向かいたくてしょうがない、そういう人種です。

 

「自分」に出会ってしまったのです。

 

その深い納得感が、「役目」を義務ではなく自然なものとしてすっと心においてくれたのでしょう。

 

人生をかける価値のある役目。それが果たせたらどんなに幸せか。

それを夢見て、突っ走る日々が、気がついたら始まっていました。

 

最後に、僕がずっと心に留めているエピソードを書いて今日の記事を終わります。

光になって、消えていく。

2003年5月9日。鹿児島から飛び立った小惑星探査機「はやぶさ」のミッションは、小惑星イトカワ」へ行き、太陽系や地球の起源を探る手がかり石や砂を持ち帰ることでした。世界でも例のない難しいミッション。はやぶさはたった一機で、宇宙の静寂の中を進んでいきました。

 

太陽フレアに遭遇して太陽光パネルが回復不能な劣化を負ったりしながらなんとかイトカワにたどり着いたのは9月。地球を出て4か月が経っていました。

 

イトカワでのサンプル採取も難航しますが、地球側のスタッフの努力により、「なんとか手に入ったらしい」ということで、地球に帰ろうということになります。

 

ところが。はやぶさの中で、燃料が漏れていたことが発覚。その影響ではやぶさは大きく姿勢を崩し、さらに通信が途絶してしまいます。通信が復活すると、はやぶさは推進力をほとんど失っていました。地上側の努力で、姿勢制御はなんとかできましたが、この影響で、2007年夏に帰還する、という予定は3年遅れることになりました。

2006年3月6日、この時、地球からは3億3,000万km。その距離を、はやぶさは秒速3mで進んでいました。孤独な旅だったことでしょう。

 

そして、ついに2010年6月13日。出発から7年、多くの困難を乗り越え、ほとんどの装置が壊れたまま、はやぶさは大気圏に再突入します。そのミッションの成果であるカプセルとともに。


はやぶさ 大気圏突入

 

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僕はこのはやぶさのミッションに、どうしても人生を重ねてしまいます。

世界でも相当難しい役目を、最後まで諦めずにしっかりとやりきった姿。その最期は、この世のものとは思えないほどの美しい光となって消えたのでした。

 

僕も、このはやぶさのように、自分の役目を全うして人生を終えたい。

 

最期の最期に、燃え尽きる前にはやぶさが見た景色。それはそれは格別なものだったことでしょう。僕も死ぬ時はこんな風に薄目で「世界」を見て、ちょっと笑って死にたい。

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じゃ、明日も早いので、そろそろ寝ます。お休みなさい。渦でした。