DRILLOOOON!!!!

だいたい1000字くらいで20歳の夏の思い出を書き溜めます。

世の中、ずるいやつばかり。

世の中をちょっとだけでも良くしたい、と思ったのはあなたたちに出会えたから

2015年、僕は本当に色んな人に出会った。会いに行った。

世の中には色々な人がいる。そんな当たり前のことを知った。

 

僕が生まれた町は、田舎と街の中間みたいなところで、高卒で就職するやつと進学するやつが半々くらいだった。

僕の通っていた小学校で、大学に入ったやつは僕と、僕の好きだった子くらいだ。

反社会的な組織の人の子分みたいなことをやってるやつもいる。

僕の通っていた中学高校では、いい大学に行けたやつは20%くらいだ。

僕のいる大学では毎日「なんとなく違うんだよなぁ」と思いながら、どうしようもなく酒を飲んで騒いでゲロ吐いてるやつばっかだ。

 

昨日、東大の理系のやつら(全員初対面)と酒を飲んだ。自分の勉強している科学を信じて、苦しみながら人類を前に進めようとしているやつらだった。聞いたことのない言葉が飛ぶたびに僕が質問すると親切に教えてくれた。半分くらいは理解できなかった。

 

こないだの冬は勉強しかできないバカとヒッチハイクをして、死ぬほどイケてる茶道家の兄妹や、風俗帰りの自動車整備士や、大阪の街を80kmでトバすめちゃくちゃな運転をする社長に会った。

 

学生起業家にも会った。本気で世界を変えようと奮いたち、仲間たちとその一歩目を踏み出している人たちだった。

 

デザイナーを目指す美大生にも会った。自分の腕一本だけを信じて、デザインというやり方で世の中を良くしようとのたうちまわるヒーローたちだった。

 

サークルでの人間関係に悩んで鬱になってブログを始めて半年以上経ってから、ブロガーの人たちにも画面越しに出会った。みんなもがきながら、文章を書いている。

 

努力が認められて、アメリカに連れて行ってもらった。

最先端の、常に全速力を求められる場所でずっとずっと走り続けてきた男にも出会ったし、仕事を辞めてアメリカ全土を転々としながら次に何をするか考えている男もいた。アメリカの中でも最大のレコードショップに行った時に、がむしゃらに夢を語る黒人のお兄さんにも出会った。言葉じゃなくて、気持ちで通じ合った。

 

世の中には本当に色んな人がいる。そんな当たり前のことを実感できた。

 

毎日ただただ過ごしているだけじゃ絶対に会えなかった人たちばかりだ。

 

僕はそんなあなたたちが大好きだ。

 

一緒に2016年を過ごしているあなたたちが僕は好きだ。

みんな幸せになることを願って、それぞれのやり方で歩いている。

 

これからもきっと僕は人に会い続ける。一緒に歩き続ける。

僕はあんたらと夢を語り続けて、努力し続けて、いつか叶える。

 

そのためなら死んでも構わない。そう思えた。

 

ありがとう。出会ってくれてありがとう。

いつか僕がちょっとだけ世の中を良くしたら、また会ってください。

大好きです。