DRILLOOOON!!!!

だいたい1000字くらいで20歳の夏の思い出を書き溜めます。

世の中、ずるいやつばかり。

「よく考えたら当たり前」を取り戻せ!

ついにPCでゆっくり書く時間がなくなって帰りの電車でスマホに向かってる渦です。

 
時間がいっぱいあるとネットに閉じこもって、キレ味のいいものが書けなくなり、リアルが忙しくなると、書きたいことはあっても吐き出す時間がなくなる。
 
ブログジレンマ!
 
でも、これってよく考えたら当たり前のことだよなぁ。
 
ブロガーだってネットに張り付いてずっと書き続けられる人はごくごくわずかで、みんなネタを探して時間かけて編集して…ってやってるわけで。
 
忙しかったり、暇すぎると、心が具体と抽象の極限に向かっていってしまって、その合間にある「普通のこと」に目が行かなくなっちゃう。これを忘れちゃいけないよ。いつのまにか無くしちゃった「普通のこと」を取り戻しに行こう。

 

心に関する「当たり前」

去年と比べて、今年の春と比べて、今はだいぶ心が軽くなったようだ。
 
「それでいいんだぜ」って言ってくれる人に会えたから。
「まずは自分をかまってあげなよ」と言ってくれた人もいた。
 
辛い時は誰かに相談するのが吉。
 
そんなことも忘れてしまっていた。
ちょっとずつ取り戻せたのは、「とにかく外に出よう」と決めて、実際そうできたから。よくやった!過去の俺!
 
そうして、なんとなく自信がついた。
心の脂肪がスッキリ落ちて、いらぬ不安もどこかへ行って、ただ、自分がここにいるだけ。その姿を描けることに安心できた。やったぜ。
 
これは友達んちで「ファイト・クラブ」を見たのがデカいかも。変に膨れ上がった偽の心から、等身大の自分に帰ってこれて、「じゃあ、お前はどうするんだ?」と俺の中のタイラーがそう囁いたような気がしたのである。
 

身体に関する「当たり前」

心が当たり前を取り戻すちょっと前のこと。ぼくは地味に運動を始めた。
4km走るコースや、家の隣の公園での筋トレだ。
 
身体に負荷をかけると、悩みとかどうでもよくなる。
 
直前までどんなに「うぅ…」と不安になっても、走ってヘロヘロになってる時や、懸垂で歯を食いしばってる時は何も考えられない。ただ、事前に決めた数字に到達しようとするだけ。それしか考えられないし、それだけ考えていればいい。なんて素晴らしいんだろう!これもある意味、当たり前。
 
忘れちゃいけないのは、身体を動かした後はすごく気分が良くなるということ。
ストレスはどっかに行くし、何よりその晩は赤子のようにぐっすり眠れる。これは本当に素晴らしい。
 

人生に関する「当たり前」

僕の高校生活は、ちょっとばかし「劇的」だった。球技大会でラスト10秒で覚醒しての優勝や、オーストラリアの雄大な自然の中での生活や、青春が爆発した最後の文化祭でのライブや、後半に一気に形勢逆転した受験。
 
そのどれにも共通していたのは、
「その瞬間、全力で楽しんでいたこと」
心のどこかがワクワクするようなことをしていれば、色んなことが上手くいく。
一見ワクワクできないような状況でも、それを覆すことにワクワクする。
 
それが、高校の時は自然にできていた。よっぽど素直に楽しんでいた。諦めることも知らなかった。好きな子に中高5年間片思いしたし、ライブの許可は3年待った。受験が終わる最後のチャイムまで、自分はできると信じていた。
 
それを、どこかに忘れてきてしまった。
大学に入ってから、心を悩ませることが増えた。なぜかはよくわからないけど、毎日ワクワクできなくなった。
 
今は違う。
 
失敗も、忙しい状況も、ちゃんと飲み込んで毎日前を向いてる。何があってそう変わったのかは本当にわからないけど、ひとつは「自分」を取り戻したことだと思う。
 
馬鹿正直に未来を信じて走る才能が、多分俺にはあるんじゃないかな。それをようやく取り戻した。
 
もう大丈夫、また走れる。
久しぶり、俺。
 
いろいろあったけど、色んな当たり前を取り戻しつつある最近がとても楽しい。
 
多くはない友達と時代の中を走っていくことを夢見て、残った課題を終わらせよう。
 
久々に書いて長くなってしまった!
次はもっと簡潔に言いたいことをまとめよう、と思った渦でした。
 
ーーー0時の電車で、いまだ食べぬ晩御飯の事を思いながら