DRILLOOOON!!!!

だいたい1000字くらいで20歳の夏の思い出を書き溜めます。

世の中、ずるいやつばかり。

面壁九年 - 20歳からの自由研究のススメ

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顎髭アロハこと0024です。

 

節分が終わって絶賛春休みを満喫してるかと思いきや、セーブポイントと化して汚部屋のまま放置されていた自室の掃除に追われる毎日を満喫しています。

 

 

そろそろ一発なにか「ソロ」プロジェクトでみんなの度肝を抜こうと考えていたのですが、「どうしてみんなこれやってなかったんだろう?」という題材を一つ見つけた(というか作った)ので目処が立ち次第公開していきますね。

 

 

さて、邪気を溜め込んでいた自室の封印を解きながら考えていたことがあります。

 

 

「自由研究」ってやったことありますか?夏休みによくあるあれです。

 

僕は小1の時に2つ上の姉と「どの材質の紙ヒコーキが最も飛距離を出せるか?」という実験をやり、ティッシュ・折り込み広告・折り紙・コピー用紙・厚紙で同じ型のヒコーキを作って自宅の庭で飛距離を計測するチャレンジをやった記憶があります。対照実験ではなかったのでガバガバでしたが、市から何らかの賞をもらいました。遥かなる記憶。

 

そこでなぜか思いついたのです。

 

 

「あれ、自由研究ってもしかして起業に似てる?」

 

 

自由研究したことある人=起業に前向き説

自由研究って「幼年期の強制的な課題」だと相当面倒で大抵が植物の観察とか天候の観察とかだと思うんですけど、大学生になって知識とか常識とか興味の幅が広がった状態で「やってみよう?」ってなったらそれはもはや「起業」とか「プロジェクト」とか「ゼミ研究」って言えるレベルの成果が出せると思うんですがどうでしょうか?

 

つまり何が言いたいのかというと、事業を立てることって大人の自由研究とも言えるのではないだろうか?ということです。成果の提出先がかつては小学校だったけどそれが役所に変わるだけ。大した差ではないでしょう。

 

 

みんな自由研究やろうぜ!

 

 

幼年期の自由研究とちょっと違うかもな、と思うのは、それに「生活」がかかってたり、「ライバルとの殴り合い」が発生したり、場合によっては「強制終了」がある、ということぐらいでしょうか。大人なんだからルールは守って、そのなかでじっくり研究してね!ということですね。

 

 

自由研究に置いて大事なこと

自由研究で大事なことは

・テーマ設定

・研究背景

・実験方法

・まとめかた

 

この4項目でしょう。

世の中カッコつけて色々な言い方をしている企業webが多いですが、結局のところこういうことをしているにすぎません。

 

企業「自由研究したよ!評価プリーズ!」

世間のみなさん「はえーすっごい(購入)」

 

企業「お金もらったから来年はもっとすごい研究するよ!」

世間のみなさん「頑張って下さい(ヌクモリティ)」

競合「ぐぬぬ

P先生「5フォース(小声)」

 

こういうこと

 

さらに裏事情を考えるのであれば、

・誰と共同研究をするのか?

・実験に使う材料はどれくらい必要で、いくらかかるのか?

・その費用は誰からもらうのか?

・研究にかかる期間はどれぐらいか?

 

こんな感じでしょうか。

まぁ小難しく考える必要なんてないですよね。最初に何やるか決めて、WHY/HOW/WHATを作ってしまえばあとは走るだけ。何も不安なことなんてありません。

 

 

自由研究したことがない人たちへ

ただひとつだけ、忘れてはいけないのは、自由研究は誰かにやらされるものではないということですね。

 

僕の周りにいる20歳の人は、「誰かにやらされる」ということに慣れてしまっている人が多いように思います。

 

・自分のやりたいことが見つからない

・見つかったとしても理想が高すぎて届きそうにない(絶望)

・そもそもそういう将来のこと考えたくない

 

「…とりあえず何もしないよりは得るものがあるでしょ」

 

と言って「誰かにやらされる」。こんなに悲しいことはないのではないか?

 

もちろん、自由研究をやったことがあるかどうかが全てではないし、むしろやったことのない人の方が多そうだし、誰にでもできることではないと思うけど。一度、自分と真正面から向き合って「自分からやってみる」ということに挑戦しておかないと、いずれ、ちょっとしたことに挑戦することにも大きなコストがかかるように見えちゃうぜ。

 

特に、大学生という年齢層は比較的他の年代の人に比べて鋭敏な感性を持っていると思うので、ぜひ、理性を鍛えて自由研究に挑戦してみてほしいな、と思います。

 

20歳からの自由研究で得られるメリット

最後に、自分が感じている自由研究のいいところをあげて締めます。

 

・何をしていても、「自分の研究にどう活かそうか?」と考えられるのであらゆることに対するモチベーションが向上する

・いざやろうとなると様々なことを「知る」必要があると感じるため、コンスタントに知識量が増える

・実践的な情報の使い方・まとめ方・価値化・伝え方が身につく

・どうあがいてもその後の人生に役立つ

 

以上です。

平々凡々でありたくないと思うなら、自分にしかできない研究に時間を投資しようよ!と考えながら、粛々と汚部屋を浄化している0024でした。

来週中には自分の自由研究のあらましを書いて行きます。よろしくどうぞ。