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DRILLOOOON!!!!

だいたい1000字くらいで20歳の夏の思い出を書き溜めます。

世の中、ずるいやつばかり。

日本語圏から「面白くて有望な若者」が減少してきている理由を考える

どうもです。

日々いろいろなところでいろいろな若者需要を目にしている0024です。20歳です。

 

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ちょっと個人的に思うところがあったので、「面白い人が減ってきた理由」を考察しました。

 

なぜこれについて僕が書くのかというと、日本全体に蔓延しているように思える「クソつまんない空気」を打開することで、もっと身の回りに面白い人が増えて欲しいからです。極めて、自己中心的な理由!

 

でも、面白い人を増やすことって公益にかなっていると思います 

 

高杉晋作がどう思っていたのかは知らないけれど、「この世の中はすべて自分の気の持ちよう」という考え方は何か現状に屈した感があるので嫌なのです。

 

 

さて、今回は割と文章が長くなることが予想されます。先に謝っておきますごめんなさい。

 

 

面白く、有望な若者とは誰か

 さて、表題の「面白い有望な若者」の定義です。

 

①面白いってつまりどゆこと? 

これは以前に僕が描いた面白さマトリクスで言うところの第1・第4象限に当たる「クレイジージャーニー系」「趣味系」のカテゴリにいる人が当てはまります。

 

たとえば、誰も経験したことがないような経験をしているやつ。

無神論者なのにキリスト教聖地巡礼を行い数百キロ歩いたりインドの寺院で外界とのつながりを全て断ち瞑想修行したりしたやつとか、グアムで警察の汚職に巻き込まれそうになって隙をついて全速力で逃走し命からがら出国したDJとかが僕の中で当てはまります。

 

もしくは、他人とかぶらない独特の価値観を持っているやつとも言えます。

理解の範疇を超えている人。僕の友人の友人の例で言うと、女性のマスカラを「寿司」にたとえてイラストを描く人や、ひたすら女を作りまくって次々乗り換えるやつなど。

 

突飛な例ばかり出しましたが、要するに「自分」や「自分だけの経験・価値観」みたいなものを持っている人のことです。

 

 

②有望ってどゆこと?

これは、より感覚値に近い話になってしまって恐縮なのですが、社会適合性があるかどうか、だと思っています。狭義の実務遂行力、ビジネススキルとも言えるでしょう。

 

つまりは、

  • きちんと人とコミュニケーションが取れて
  • ある程度の地頭があって
  • 目標に向かってきちんと走り
  • 自分の外にアウトプットができる

こういうことでしょうか。

目標実現性と読み替えてもいいかもしれません。

 

というわけで、「面白い有望な若者」とは

「自分だけの価値観を持った社会適合性のある」若者

を指していると思って下さい。

 

もっとわかりやすく言うのであれば、

希少価値の高い原材料とそれを加工して製品化する術を持っている人です。

ひとりイノベーター、とでもいいましょうか。

 

※希少価値は歳をとればとるほど生み出しにくくなります。しかし加工技術は年を重ねるほどに上達していきます。これを若いうちに両方持っている人が「ひとりイノベーター」です。早熟。

 

ひとりイノベーターはどこにいるのか

ここで、「本当にそんな奴いるのか?」という疑問が出てくると思います。

結論から言うと存在します。手頃な例で言うとTehuさんとかARuFaさんとか。

きちんと傑出した例でいえば、堀江貴文さんとか落合陽一さんとかが当てはまりますか。

 

彼らレベルになると持ち合わせた希少価値をきちんと「貨幣」にまで変換できているので最高レベルと言えますが、知名度が低いだけで希少価値加工能力のある若者は実は結構いたりします。

特に顕著なのがクリエイティブ分野。楽曲制作やイラスト、プログラム分野、映像では無名ながら相当の実力を持ち実際にそれを活用してお金を稼いでいる例を何人か知っています。

 

さて、ここで問題になってくるのが、そういう「現段階ではトップレベルではないが、頂点に立ち得る素質のあるひとりイノベーター」はどこにいるのかという話です。

 

僕の結論は、それぞれの持つ希少価値の関連コミュニティに離合集散しているというものです。人によってはそこに骨を埋めたりしているでしょうが、くっついたり離れたりしながらそれを繰り返していると思います。

 

なぜそう思うかというと、僕が今まで出会ってきた「ひとりイノベーター」たちがそうだったからです。ある人はプログラミング教育企業で、ある人はとあるスタートアップ支援プログラムで、ある人は奇妙な形式のビジネスコンテストで出会いました。

 

逆に言うと、普段の学生生活の中で出会うことはまずありません。出現率ははぐれメタル以下です。僕は200人ぐらい一人しか見つけられませんでした。

だから大学はクソつまらない。そもそもあまり大学の周りの人と交流していないからもしかしたらもっといろんな人がいるのかもしれないけれど。それはまあ、大学1年の春に僕が抱いた「ここは全員が陳腐化していくコミュニティだ」という感想に則って行動してきてしまったから仕方がない。ここに関しては大学の人と付き合いのある後輩に助言を請いたいところ。

 

僕はこの状況を惜しく思っています。簡単に言えば、「切磋琢磨」が生まれにくいから。

 

傑出した人であれば、例えばIPAの「未踏事業スーパークリエータ」に選ばれるような人は、すでにそういうコミュニティに接続して切磋琢磨しているのでしょうけれど、その段階に至っていない「イノベーター」の種も存在しているからです。

 

ひとりイノベーターはどこから来るのか

さて、ここまで僕の言う「面白くて有望な若者像」を「ひとりイノベーター」として定義し、そういう人は今何をしているのか、ざっくりと書きました。

 

希少価値とその加工技術(の種)を持ち合わせている。

存在はしているけれど、表に現れてこない。

 

次に、「そんなひとりイノベーターはどうやって生まれるのか?」ということを書きます。

 

ひとりイノベーターはどんどん減っている

現状を振り返ってみましょう。

大きな視点から見ると、少子高齢化が進み、日本語圏の若者の絶対数は減少傾向にあります。つまりは、そもそも「ひとりイノベーター」の数も減少傾向にあります。

 

この減少に拍車をかけている、と僕が考えるのが、「情報と娯楽の氾濫」です。

 

「情報と娯楽の氾濫」

どういうことか。

僕は1995年生まれです。生まれた時にはすでにWindows95が発売されており、家庭にもパーソナルコンピュターが普及していました。僕の父はPCやゲームが好きで、僕が物心ついた時にはすでに「Win95」「スーパーファミコン」「NINTENDO64」「Playstation」などの「ハード」は揃っていました。それらに親しんで育った僕は、インターネットネイティブなのかもしれません。思春期に入る前の成長期の時点でネットの毒のようなものを摂取し、リテラシーと免疫をつけていたように思います。

 

さて、そんな僕は、当時は意識していませんでしたが「情報」とそれに伴う「娯楽」の進化を間近で見ながら育った世代です。その僕らの世代でどういうことが起こったか。

 

増えすぎた情報を適切に選別することができず、周囲の人間と同様の意思決定をする人が増えました。自分で考えることを放棄して、とりあえず「周りに合わせる」。

趣味、流行、ニュース、すべてを「自分に都合のいいもの=周りに溶け込めるもの」を基準にして選び始めたのです。

 

これにより、「ひとりイノベーター」になりうる素質を持っていた人も、その「凄み」の源泉たる希少価値を失い、平々凡々な人になってしまったことでしょう。

 

これをもたらしたのは情報と娯楽の氾濫によるキャパオーバーです。

頭を使わずに生きていけるのであればそうする。低きに流れたというわけです。

 

卑近な例で言うと、「パズドラ」「モンスト」でしょうか。他に挙げるとしたら「深夜アニメブーム」かも。一昔前と比べて、確実に「ライトオタク(ラノベやアニメだけ見る子供)」は増えていると思います。だって「アニメ見てる」からって迫害されないでしょ?今の中高生。むしろ見ていないと話題に入れないということの方が多いんじゃないか?

 

安価なハードと、高速な情報通信、そこに流れ込む大量の娯楽。

 

別にこれらのコンテンツが悪だと言っているわけではありません。ただ、確実に若者の脳の活動を止めることに一役買っていることでしょう。

 

少子高齢化」×「情報と娯楽の氾濫」=「絶対数の減少」×「考える時間の減少」

 

これが、ひとりイノベーターの登場を抑え込む方程式です。

自分で意思決定することを捨てた若者のことを、「ゾンビノベーター」とでも呼びましょうか。

 

厳選される情報と拡大する視野、反応するゾンビノベーター

そんな中で育った僕が、「流れ変わったな」と感じるタイミングがあります。

中高の頃は「クソつまらんなこいつ」と思っていた人が何やら面白いことをやり始めていたり、「とりあえず行動してみる」という人が増えているように思うのです。

 

その理由は、「視野の拡大」にあるでしょう。

 

昨今、企業も学生団体も国も「若者ゾンビ化してるやんけ!優秀なやつ囲い込まなきゃ!」と気づき始め、様々なセミナーやらインターンやらに力を入れているようです。ちょっとずつではありますが、「意識の高い行動」に対するイメージも変化しつつあるのではないでしょうか?

 

ゾンビノベーターたちが、これまで接してきた「同じ人々」とは違う価値観に接することで視野が広がり、再び輝きを取り戻す。そんな動きが起こっています。

 

拡散し、氾濫してしまった情報の「厳選」「質の向上」が起こってきているわけです。

 

視野は拡大し、ちょっとだけ世界が見えたような気になったゾンビノベーターが次にとる行動、それは「反応」です。「反射」と言ってもいいかもしれません。

 

 

つまり、「模倣」するのです。

 

 

 

 

そう、

 

 

 

 

ゾンビノベーターは「意識高い系」に進化するのです。

 

「意識高い系」はゾンビノベーターの進化系説

「意識高い系」は議論の余地が非常に多いバズワードなのでここで改めて定義します。

 

  • 「コンサルスキルの習得」など手段の目的化が著しい
  • 自分以外の周囲に対して価値観の押し付けとも取れる発信を行う
  • 行動をしていない/結果に対する執着心がない
  • そういう自分、カッケーと思ってる

つまり、「手段の目的化」を地でいく「見た目偏重主義者」とでもいいましょうか。

彼らの功罪についてはよく語られていますが、なぜ彼らが登場したのかはあまり語られていない気がします。

 

論拠として十分なデータはありません。ですが、おそらく彼らは過去に何らかの「才能の片鱗」を持っていた可能性が高いのではないか。その記憶が彼らに「本質の伴わない意識の高さ」を強いているのではないか。そんな気がします。

意識高い系に足りないのは「希少価値」。加工技術だけ闇雲に身につけても、最大限の成果は生み出せません。どんまい!

 

 

さあ、話がこんがらがってきました!

 

 

長くなってしまったので整理しましょう。

 

 

定義「面白くて有望な若者」とは

「自分だけの価値観/経験を持った、社会適合性の高い若者」のこと

ここでは「ひとりイノベーター」と呼ぶ。

 

彼らは自分の持つ価値観/経験などの希少価値に関連するコミュニティに離合集散しているために、継続的な切磋琢磨は生まれていない

 

そして、今回のポイント

  • ひとりイノベーターは減少傾向にある
  • 原因は「少子高齢化」による絶対数の減少
  • 及び「情報・娯楽の氾濫」による「考える時間」の減少
  • さらに「大人サイドからのアプローチによる視野拡大」に伴う「意識高い系」の創出

 

便利すぎる世の中が、「牙を研ぐ必要性」を感じさせない「ぬるま湯」となって「才能ゾンビ」を大量に生み出してしまった。と僕は考えます。

 

本当に長くなってしまいましたね。

 

次回はこれを解消する方法について書いていければいいなと。

もう少し読みやすい文体を心がけていきたいですね。

言葉にはこだわっていきましょう。0024でした。