読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

DRILLOOOON!!!!

だいたい1000字くらいで20歳の夏の思い出を書き溜めます。

世の中、ずるいやつばかり。

自分の説明書を作る

自分の説明書を作ること。

 

自分がどういう時に上手くいくのか、逆にどういう時は上手くいかないのか。

20年も生きていれば、どんなに凡庸な人生でもちょっとの起伏はある。

本当に些細なことでいい。

どういう時に上手くいくのか、どういう時に下手をやったのか。

人と話している時の自分の態度はどうか。

一人でいる時の行動原理は何か。

 

自分で、冷静に考えて見る。

内側からしっかりと観察して「見る」。

難しいようなら、ボイスレコーダーとか、なんとかして後から確認できるようにしてみる。

 

そうして、自分を知る。

自分が人に与えている印象や、行動パターンを描き出して、自分のことを見てやる。

 

すると、どうだ。

 

何やら自分がひどくバカで、滑稽で、惨めで、弱くて、嘘つきに見える。

存在価値が見出せなくなる。

 

上手くいった時、なんて本当にあったのだろうか。

思い出したはずなのに、なんでか、すごく薄っぺらいものに見えて来る。

逆に、下手をこいた時のことがやけに重大で、取り返しのつかないことのように見えてくる。

 

つまりは、自分がこんなにもちっぽけでぺらぺらな塵のひとひらであったことを知った方がいいということだ。自分は何も成し遂げていやしないし、むしろだんだんと破滅に近寄って行っている。その事実をしっかりと、今、認識しておいた方がいい。

 

さて、ここまで来て、落胆しすぎてやしないだろうか。

大丈夫。塵のひとひらにも、メリットはある。

 

吹けば飛ぶ。

仰げば舞う。

 

つまり、操縦しやすいのだ。

あまりにもその身に抱えているものがないことがわかった今、どこへでも飛んでいきそうだ。

 

自分はその塵の性質を良く理解している。

どういう時にまずい飛び方をするのか。

どういう時は、風をつかむことができるのか。

どういう時に、掴んだ風を話してしまうのか。

 

風をつかむために必要なことを少しずつ、少しずつ試していける。

きっと次は風をつかめる。

地面に落ちるまではまだ時間がある。

まずは1mmでも浮かぶことを考えて。

次第に、自分なりの飛び方がわかってくる。

次に目指さなきゃいけない場所も、そのために必要なことも見えて来る。

毎回上手く浮かび上がれるわけではない、ということもわかってくる。

 

全て、自分の説明書に書き足していこう。

自分から目をそらしてはいけない。

自分から目をそらさなければ、きっといつか、辿り着くべき場所に着地できるはず。

しかも、その時の自分は塵から姿を変え、風をつかむ鴻鵠の堂々たる翼となっているはず。

 

大事なことは、自分から目を離さないこと。

自分の説明書を作ること。

上手く自分を導いて、飛び続けることだ。

 

これさえ忘れなければきっと大丈夫。

自分から、目をそらすな。